糖尿病・内分泌内科

主な診療内容

代謝疾患

厚生労働省の糖尿病実態調査結果によると、「糖尿病が強く疑われる人」「糖尿病の可能性が否定できない人」の合計(推計)は約1,620万人となっており、1997年の調査時の1,370万人と比べ大幅に増加しています。日本国民の10人に1人以上が糖尿病もしくはその予備軍ということであり、同時に糖尿病合併症をもつ患者数も増加する一方です。

当科では、こうした「生活習慣病」の代表格である糖尿病に対し、管理栄養士の協力のもとライフスタイルの改善を含めた適切なアドバイス、さらに眼科をはじめとする他科の協力を得、合併症を含む糖尿病の包括的な評価・治療を、それぞれ心掛けています。糖尿病以外にも、自覚症状に欠け、ともすれば治療が遅れがちという点では、他の生活習慣病(高脂血症、高尿酸血症など)も同様です。お気軽にご相談下さい。

内分泌疾患

内分泌疾患は、甲状腺、副甲状腺、間脳・下垂体、副腎、性腺等の内分泌臓器の異常による疾患と定義されます。甲状腺疾患(バセドウ病、橋本病...etc)のように疾患頻度の高いものから、下垂体機能異常症(末端肥大症、プロラクチノーマ、クッシング病、尿崩症、下垂体機能低下症...etc)、副腎疾患(クッシング症候群、原発性アルドステロン症、褐色細胞腫...etc)、カルシウム代謝異常症など幅広く対応致します。

内分泌疾患は、高血圧、高血糖、低血糖、肥満、るいそう(やせ)、動悸、骨量減少(骨粗鬆症)など、一見無関係に思われる症状が契機となって見つかることが多々あります。こちらもお気軽にご相談下さい。

担当医師

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