服薬情報等提供料3 運用フロー
【目的】
・入院前患者の服薬状況を正確に把握する事で、アドヒアランスや入院後に問題となる点を事前に把握・対処することができる。また、保険薬局と協働することで休薬のチェックや休薬説明などにより医療安全に寄与していく。
・入院時に持ち込まれる持参薬を把握、整理することで病棟における医師・看護師・薬剤師の業務負担軽減に繋がる。
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①対象患者 「支援センターを利用する入院予定患者」 ②「服薬情報等提供料3について調剤薬局への依頼」記載 医師又はドクターズクラークが記載・保存 入院日、入院期間、休薬が必要な薬剤と休薬日を入力する ③患者説明 支援センター来院時に服用している薬剤を全て持参してもらう旨説明 |
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①来局薬局の確認 アイン北3条店、アイン北4条店、アスティ45薬局、 ・「服薬情報等提供料3について調剤薬局への依頼」を印刷 ・持参した薬剤、上記書類を持って来局してもらうよう患者に説明 |
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①服薬情報の確認 ・患者基本情報の確認→「入院前の服薬状況等に係る情報提供書」に準じて確認 ・定期内服、頓用内服、自己調節内服か確認 ・現在服用していない過去の処方がないか確認 ・用法用量が不明の薬剤の確認 ・手術前中止薬の確認 ・入院予定期間の確認 ・①で定期服用している薬剤を予定入院期間分作成 ・患者に交付し、入院時に持参頂くよう説明 ・当院ホームページよりダウンロードし内容を記載 ・数日以内、遅くとも入院1週間前までに当院薬剤部までF A X F A X:011−231-2272 |
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・「入院前の服薬状況等に係る情報提供書」より入院情報を確認し、電子カルテ内 ・内服状況を基に持参薬報告を電子カルテに入力 ・「入院前の服薬状況等に係る情報提供書」を各病棟担当者が電子カルテ取り込み |
保険薬局運用フロー
【運用方法】
①服薬情報の確認
・患者基本情報の確認→「入院前の服薬状況等に係る情報提供書」に準じて確認
・定期内服、頓用内服、自己調節内服か確認
・現在服用していない過去の処方がないか確認
・用法用量が不明の薬剤の確認
・手術前中止薬の確認
②入院時に使用する薬剤の作成
・入院予定期間の確認
・①で定期服用している薬剤を予定入院期間分作成
・入院前に必要な薬剤は確保し、それ以外をセット
・患者に交付し、入院時に持参頂くよう説明
③「入院前の服薬状況等に係る情報提供書」作成
・当院ホームページよりダウンロードし内容を記載
・数日以内、遅くとも入院1週間前までに当院薬剤部までF A Xする
F A X:011−231-2272
Q&A
1. 患者側が拒否
→「入院前の服薬状況等に係る情報提供書」に拒否の旨記載してF A X下さい。
2. 全ての服薬情報を把握することが難しかった
→把握できた情報を記載してF AX下さい。
3. 依頼用紙を持参していない
→入院予定の各科外来にご連絡下さい。F A X致します。
4. 服薬情報は把握したが、薬のセットを拒否
→入院中の薬のセットはなくても大丈夫です。服薬情報を記載してF A X下さい。
5. 入院中の薬のセットで一部足りない
→持参した薬剤のみをセットし、不足している薬剤は処方元に受診して入院時に持ってきてもらう
ように説明して下さい。そのように対応した旨を情報提供書に記載してF A X下さい。
その他不明点がありましたら、薬剤部までご連絡下さい。
各種資料
・入院前の服薬状況等に係る情報提供書・当院の抗血小板薬・抗凝固薬の休薬ガイドライン
(閲覧用のパスワードは依頼書に記載しております。)