院長挨拶
"良質でやさしい医療"を目指します。

斗南病院は50年以上親しまれた場所から、平成28年10月11日、北4条西7丁目に新築移転しました。新病院でも札幌都心部は離れず、高度先進医療を担う高度急性期病院を目指していきます。これまで以上に「人の和」を合言葉に職員一丸となってチーム医療を実践して質の高い先進的で高い専門性と総合力を兼ね備えた医療を行っていきます。

新しくなった病院では廊下やトイレなどをバリアフリー設計とし十分な広さを確保し、安全性やアメニティに配慮した患者さんにやさしい病院となっています。また病床の約半数を個室とし、トイレ、シャワーを設けより快適にそして患者さんのプライバシーを重視した設計としました。

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斗南病院 院長 奥芝 俊一

当院は、北海道がん診療連携指定病院として以前から特に、からだにやさしいがん治療を行ってきました。

手術ではからだにやさしい内視鏡外科手術、早期の消化器がんに対しては内視鏡による治療(ESD)など、低侵襲治療を積極的に行っています。

化学療法では外来通院による化学療法を安全に行い、一方では国内の最新の化学療法も行っています。

このたび新病院を契機に放射線治療装置を導入し、がん治療の三本柱である手術、化学療法、放射線治療が院内で可能になり、質の高いがん治療を行うことが可能になりました。

また手術室にはハイブリッド手術室を整備し、心臓血管外科を新設し循環器内科とともに循環器病センターとして循環器疾患にも幅広く対応していきます。

当院は北海道から地域医療支援病院に指定されており、地域のクリニック、医療機関と密に連携しながら、高度な質の高い医療を展開していきます。そして、患者さんから、地域の医療機関から真に選ばれる病院を目指してまいります。今後とも斗南病院を何とぞよろしくお願い申し上げます。