精密検査のススメ

人間ドックや健診で、「要精査」と言われたら...

当院での精密検査なら、その不安を少しでも和らげるヒト、モノがそろっています。

最新の医療機器で行う諸検査は、被爆量を従来機器に比べ大幅に低減できるなど、からだにやさしい検査を行うことが可能になりました。その診断画像を専門医が丁寧に読影し、病状の進行度合いなどをより詳細に診断することで、治療計画を正確にたてることができます。

また実際に検査を担当する技師や看護師の検査技術も重要になります。それぞれの認定試験に合格したスタッフも多数おり、確かな技術で医師の診断を支えています。

放射線診断専門医による読影

当院には、画像診断のスペシャリストである放射線診断専門医が常勤で複数名在籍しています。当院で行った検査の画像診断は、常に専門医でダブルチェックを行い、質の高い読影を日常的に行っています。的確な診断がくだされることで、治療医は高度な治療を行うことができるのです。

検査に使用する機器

精密検査は、専門医と最新の設備・医療機器のそろった"斗南病院"で

CT検査

256スライスの業界トップクラスの高速撮影マルチスライスCTです。患者さんにとっては従来機に比べ、低被爆で撮影できること、広範囲を短時間で撮影できるため息止めなどの負担が少ない、などの利点があります。

Brilliance iCT(フィリップス)

MRI検査

導入機は、業界唯一のデジタルコイルシステム採用機です。従来のアナログコイルシステムに比べ、データ転送時のノイズを抑えることができ、より高画質な画像を得ることができるようになりました。

Ingenia1.5 CX(フィリップス)

超音波検査

国内トップクラスの機種で大量のデータを一度に高速に処理できるため、広範囲のリアルタイム3D画像、3Dカラードップラー画像を短時間で超高画質に取得できます。循環器疾患にも対応し、詳細な心機能評価も可能になりました。

Aplioi900(東芝)

マンモグラフィ検査

ノイズの少ない鮮明な画像を描出するデジタルマンモグラフィ装置を導入しています。デジタルシステムにより、細部までくっきり高精細な画像が撮影後すぐに確認できます。

AMULET Innovality(富士フィルム)


内視鏡検査

検査室は6室あり、ゆったりとした回復室も備えています。早期がんに対する内視鏡治療であるESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)は、食道、胃、大腸で合計250例以上あり、道内トップクラスの症例数となっています。また、当院では精密検査においても少しでも苦痛なく検査を受けていただけるよう、鎮静下(鎮静剤を使用して楽に検査を行う方法)での内視鏡検査を行っています。消化器内視鏡専門医をはじめ、内視鏡技師などの内視鏡のエキスパートが苦痛の少ない精密検査を実施しています。

detailed_img_05.jpg

内視鏡システム(オリンパス、富士フィルム)

detailed_img_06.jpg

内視鏡センター待合室

detailed_img_07.jpg

内視鏡センター治療室

X線検査

少ないX線量でも高画質な診断画像が得られるデジタルX線画像診断システムを搭載しており、患者さんには「やさしく」、読影医には「診やすい」次世代の一般撮影装置です detailed_img_08.jpg

UD150L-40(島津)
BENEO(富士フィルム)

もし万が一病気が見つかってしまったら...

当院での治療なら、安心して受けられるワケがあります

各分野の専門医が中心となり、質の高い医療チームを構成し診療にあたります。からだにやさしいのは検査だけではありません。治療においても、低侵襲治療を積極的に取り入れています。

たとえばがん治療では、消化器内科では内視鏡による根治術、外科では低侵襲な内視鏡外科手術、腫瘍内科では外来通院で行う抗癌剤治療など、どれも道内で先がけて行ってきたのは当院です。これに放射線治療も加わり、治療の選択肢が拡がり、がん診療連携指定病院として質の高いがん治療を行っています。

detailed_img_09.jpg