斗南ホットラインのご紹介
斗南病院には医療連携システム"斗南ホットライン"があります。平成22年8月、道内5番目の地域医療支援病院として北海道知事の認可を得ました。これを機に私達はご紹介いただいた患者さんの診療内容をより正確に、よりリアルに先生方にインターネットを通じてご返信できるI Tシステム、名付けて"斗南ホットライン"を開設しました。
このシステムの基本的な考え方は、ご紹介いただく先生方へのできる限りの"診療支援"です。先生方のクリニック、健診センター、病院のパソコン上でその患者さんの斗南病院でのデータ:投薬、血液・生化学検査、X線、CT、MRI 画像とレポート結果、病理結果などに加え、内視鏡画像、エコー、血管造影さらには編集した鏡視下手術などの動画もご覧いただけます。
ホットラインをご利用ください
斗南ホットライン接続のメリット
開放型病床および共同手術の利用
ご紹介いただいた患者さんが入院された場合には、開放型病床をご利用いただけます。当院担当科の主治医が全面的に責任を持ちますが、診療上のアドバイスまたお時間のとれた際、一緒に診療していただくと幸いです。なお外科系診療科につきましては一緒に手術に参加していただくことなど、すでに実施している科が複数ありますが、具体的なことにつきましては当院主治医とご相談ください。
夜間・休日の救急患者さんへの対応
札幌市内では二次、三次救急体制が確立しておりますので原則的にはその基準に沿って対応していただきたく存じますが、特に登録医の先生とともに当院医師が常日頃から診ている患者さんにつきましては当院医師の承諾のもと、当院のICUおよび開放型病床をご利用いただくことができます。
また当院に受診歴のある患者さんにつきましては、当直医が対応させていただきます。当直医が専門分野でない場合は、各診療科に時間外当番担当医師がおりますので連絡を密にとり適時対応させていただきます。夜間対応が困難と判断した場合には、適切な医療機関へご紹介させていただきますのでご安心ください。
施設・設備等の共同利用
当院の全ての設備のほか、図書の利用などにつき患者支援センターからご案内させていただきます。また、ご紹介いただいた患者さんの診療録の閲覧(オーダリングを含む)を行うことも出来るようになりました。
研修会、定期刊行物のご案内
当院で企画・開催される研修会のご案内をさせていたします。看護職やコメディカルの皆様もご利用いただければと思います。また、斗南病院だより(季刊)をはじめ、新しい機器の導入、講演会、勉強会の案内等随時、登録医の先生方にお届けさせていただきます。
ホットラインテレフォン
登録医となられた場合には、斗南病院へのフリーダイヤル「ホットラインテレフォン」をご利用いただくことができます。こちらは、院内ベッドコントロールを行っている患者支援センター次長が携帯しています(次長不在時は、患者支援センター事務員が持参しております)。準緊急的処置が必要な場合には、直接、患者さん情報を確認させていただき、主治医への連絡・入院病床の確保を行います。
外来予約時にご連絡いただいても構いませんので、ぜひご利用ください。