3D-CT検査(消化器内科)

つらい大腸内視鏡検査をしなくて済む場合も。

今、大腸がん診断のために一般的に行われているものは、大腸内視鏡検査ですが、苦痛を伴うこともあることからと検査を尻込みしてしまうといった声もきかれます。新しい大腸検査法として、平成24年4月から保険適用にもなったこの3D-CT検査が、注目されています。大腸内視鏡に比べて、検査時間が短く、体位変換も少なくてすみます。腸管を拡張するためにCO2ガスを用いるため一時的にお腹の張る感じはあります。

大腸内視鏡とは違って、色の判定や細胞を採取してくることはできませんが、図のように小さなポリープも鮮明に確認できます。当院ではトレーニングを受けた読影医が世界標準の読影・診断を行っています。

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CT検査による被曝は軽度です。

また当院では、道立羽幌病院と専用回線を結んで3D-CT検査の遠隔診断を行っており、地域医療の一翼を担っています。

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北海道新聞平成24年10月

当院は、2009年からはじまった日本初となる多施設共同臨床研究(JANCT)に参加しており、常に最新の情報を取得しながら検査、診断が受けられるようになっています。

※お問い合わせは、消化器内科外来でお受けします。