リハビリテーション部

リハビリテーション部は急性期医療チームの一員として早期からリハビリテーションを提供し、患者さんの生活機能の維持・再獲得に貢献することを目標としています。ICUを含め入院、術後早期からリハビリテーションを行っており、リハビリテーション室に留まらず積極的に病棟を訪問しています。また、チーム医療の実践のため、カンファレンスに参加するだけでなく、医師や看護師、他の医療スタッフとの日々のコミュニケーションを大切にしています。

当院でリハビリテーションを受けている患者さんは8~9割が入院の方です。整形外科疾患をはじめとした運動器疾患が4割強を占めますが、急性期総合病院のリハビリテーション部として様々な疾患に対応しており、標榜各科から処方を受けています。がんを患っている患者さんが多いのも当院の特徴です。

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スタッフ構成(令和3年4月現在)

部長 整形外科医
理学療法士 常勤:6名、非常勤:1名
言語聴覚士 常勤:1名
受付事務兼助手 1名

スタッフ保有資格

認定理学療法士 2名(呼吸、循環)
心臓リハビリテーション指導士 2名
呼吸療法認定士 2名
糖尿病療養指導士 1名
BLS研修修了 6名

施設基準

  • 運動器リハビリテーション料Ⅰ
  • 心大血管疾患リハビリテーション料Ⅰ
  • 呼吸器リハビリテーション料Ⅰ
  • 脳血管疾患等リハビリテーション料Ⅲ
  • がん患者リハビリテーション料

チーム医療の実践

各病棟のカンファレンスに参加し情報の共有をはかっています。また、ICUにおける早期離床チーム、糖尿病サポート委員会、緩和医療委員会、転倒転落回診、褥瘡回診、排尿ケアチームなど、院内活動にも参加しています。

教育・研究

  • 教育:理学療法士養成校の臨床実習施設として年間10~15名の学生を受け入れています
  • 自己研鑽:研修会、講習会や学会へ積極的に参加しています
  • 学術活動:臨床研究、学会発表、論文作成を積極的に支援しています